2015年04月07日

河童研究家・中川雄太郎氏

皆様は「河童研究家・版画家・郷土史家・そして教育者」の中川雄太郎なる人物をご存知でしょうか?

この 中川雄太郎画伯・通称「ライオン先生」は 
近年では「竹久夢二と関わりのある作者展」なるものを静岡市美術館にて行われた時、その時に紹介されました。
その画伯の個展が今日から西奈リンクで「河童版画展」としてが開催されております。
多くの版木が見つかったことと 没後40年と言う事での開催だそうです。

何故この画伯の事を私が書いているかというと・・・
私の父が彼の生徒でもあり親友でもあって、
私も幼いとき彼のアトリエに遊びに行ったことをうろ覚えではありますが記憶にあって・・・
そんなわけで今日からの個展に行ってまいりました。
そして、その画伯のお嬢様とのお話の中で・・・
とても貴重な事を聞いてまいりました。

私の父がこの世からいなくなってもう7回忌も過ぎておりますが・・・
(私の父はとても長生きでしたし、画伯は64才という若さで亡くなっておりました)
初めて父が「絵」をかくきっかけはこういうことだと知りました。
とても奥深いものでした。
単にお友達に絵描きさんがいたと言う事ではなく・・・

お嬢様曰く
「私の父が学芸会か何かで『魚君です・どうぞ』って紹介され、
舞台に上がった父が何もしゃべらず「お魚の絵」をすらすらと描いて またお辞儀をして去って行った時、あなたのお父様は感動し・そして絵が大好きになり私の父の事も好きになり・・・」と言う事でしたよ。

なんだか久しぶりに父と話したような・・・そんな気持ちで帰ってきました。

そしてこんな体験もさせて戴きました。
実際画伯の残した版木で摺る体験です。
私にとってこの2枚のはがきは父と共有の宝物になります。

河童研究家・中川雄太郎氏

私の実家にもこのような河童の版画・風景の版画、人物の版画等たくさん残っております。
この中には勿論雄太郎画伯の物もありました。

今日のような個展を父は向こうからきっと目を細めてみていることだと思います。
勿論先生でありお友達である雄太郎画伯と一緒に。

今日はなんだかとても不思議な1日になりました。

日曜日までやっておりますので・・・興味のある方見に行って体験してみては・・・。



Posted by 花咲か源3 at 18:41│Comments(0)
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